以前このモーターをminiCPに試したときは、なぜか回転があまりあがらず相性が悪いのかなぁ??と困った記憶がありますが、今思ってみればあれはメインシャフトのクラックか何かで、高回転になると急速に振動ロスが増えて回転が上がらないトラブルだったんだと思います。
あらためて整備したminiCPにHK14000を積んでみると、全力で回すと2S並みのものすごいヘッドスピードが出ます。(純正ブレードの場合)
これを組み合わせるテールモーターは、7mmブラシだとちょっと苦しくてピッチをかなり制限しないといけませんが、同じ電流ぶっこみ系であるHK12000を使えばテールもすさまじい推力を発揮します。
ただ、HP03Tなんかの高級テールモーターと違って磁石が6極なので、低回転が苦手で始動性も悪く、BLHeliのダンピング設定を強くするとフライト中に停止してよく落ちます。テール負けはしにくいですが、回転が落とせなくてテール勝ちで苦労する場合があるかもしれません。
機体重量はさすが1Sで、350mAhのバッテリーを積んだフライト重量で50g前後です。(キャノピー入れたら50超えちゃいます) パワーの割には軽いと思います。
なんのことはない、昔からマイクロヘリ倶楽部さんで推奨されている組み合わせになったというだけのことですが、1Sとしてはかなりのハイパワーで楽しめます。
ただ、いままでこれが常用できなかった理由はもう一つあって、電圧が落ちてくるとフライト中に突然サーボが狂ったようにぴくっと動く症状が出始めます。ジャイロがあわてて水平に戻そうとして結果として3つのサーボが全部ぴくっと上に動いたりするので、突然急上昇したり急降下して地面に特攻したりするので故障が怖いです。
モーターを回すとびくびくするので、電源電圧が汚くなったことで誤動作してるのか、またはモーター周りの配線から出る放射ノイズをアンテナが拾って一瞬ノーコンになっているかどちらかだと思いましたが、どうも電源電圧が汚くなっているためのような気がします。
本当は受信基盤右下のコイルを通った後の制御電源ラインにコンデンサを入れたりするのがいいと思うんですが、手元にテスターも無くいまいちどこが制御電源なのかわかりませんでした。
なので、とりあえずはリポのコネクタ線根元にただ単にケミコン100uFを入れました。これでも相当に症状が抑えられています。
もっと適切な箇所にチップタンタルコンデンサでも入れればほんの少しの重量増ですむと思うんですが、今はまだ様子見なのでこの仮付けで済ませてます。
サーボのチャタリングについて
返信削除私もこれ良く起こります。電源の質が問題なんでしょうか?
RCgroupでも話題になってますが、なかなか原因特定できないみたいです。
そこで上がっていたのは、基盤の半田不良、ファームウェアのアップデート、コネクターの接触不良くらいですね。
人によって原因も解決法も違うみたいです。
私も、モーターのノイズが原因だったこともありますが、別の基盤では、モーターそのままで基盤交換したら直った時もあります。
Sachihoさんと症状が違うのかもしれませんが、この症状が出るとなかなか直らないので困ります。
仲間も色々悩んでます
ですよね!
削除私もminiCPでは初なんですが、superCPで基板が2枚これ系の症状でダメになりました。そのときは受信機電源を別リポにしてもだめだったので何らかのノイズだとは思うんですが、シールドしようが電池を分けようがモーターがあるとガクガクして、最後は純正モーターですら症状が出るようになりあきらめた基板もあります。
症状がかなり似通っているので、原因となる部位はさまざまでも最終的にどこの電位がおかしくなってるか、てのは共通箇所なのかもしれませんね。
やっぱり皆さん悩みは同じですかー…
今のところケミコンを入れて、そこそこバッテリー電圧が高い範囲で飛ばせば(無負荷3.8V程度まで)うちのminiCPは症状出ないのですが、もっと酷くなってきたらダメ元でいろいろやってみます。