2019年5月9日

久々にV911など整備

ガラクタ旧型ヘリのパーツを整理していると、V911系の機体も結構買い集めたのに大半が改造途中で残骸状態になっているのがかさばっています。
捨てる気もしないけど、せめて飛ぶ機体だけは整理しておくか、と思ってV911を2体選んで純正パーツ類を組み付けて飛ぶ状態に復帰。

そのうち1機は2番目に買った黄色キャノピーの機体で、旧型バッテリーと金属メインシャフトのちょっと重いけど丈夫なやつです。5年以上放置されてた旧型バッテリーで5分~9分は飛ぶのでV911系は本当に傑作機ですね。

いつ買ったのか不明なEskyのシュワイザーキャノピーを着けるとあらいい感じ。電飾もしてある機体なのでスケールっぽいキャノピーがよく似合います。

実機も骨とう品みたいな形なのに未だに練習機として現役という名作機ですから、実にいい組み合わせなのかもしれませんなぁ。


2019年5月8日

K110のスワッシュ出力アーム

K110をだいぶ前に買ったものの、飛ばしているとなんとなーくゆらゆらする感があって苦手でした。
具体的にはどの状態からでも、1秒くらいでゆらーんと違う機体の傾きになってしまうかんじ…

nanoCPXとかは常時そうなんですが、あれは軽いが故にどの傾きでもしばらく横にふっとんで行かないので目で見て修正する練習になるので許せる。K110はそこまで軽いわけではないので、常にハラハラしながら修正を入れなきゃいけなくてなんとなく気持ちよくない気がしていました。

普通ならブレードを重くするとそこそこ自立安定度が増えてゆっくり感が出るんですが、どうもK110はそうでも無いので苦手意識がありました。

そんなある日、スワッシュを見ているとそういえば出力アームのボールが4つあって、長短2種類から選べることを思い出しました。(元になったV977やらsoloproからの伝統だと思います)
出荷状態では短い方のアームが使われていて、すなわちクイックではない側なので初心者向けってことなのかなぁ、と最初は思ったんですが…

よく考えると、出力アームが長ければ、同じサーボ移動量でもより大きくブレードのピッチが変化するわけで、ジャイロのPIDゲインを全部増やすのと同じ効果があるはずです。(その上で送信機側でDRを下げてやれば別にクイックになることもなく単純にジャイロゲインが増える)

早速やってみると、体感では確実に安定度が増した気がする!
風が弱ければほとんどどの状態でも、3秒くらい同じ傾きを維持できるようになった気がします。

変更前(短いアーム)

変更後(長いアーム)


ジャイロゲインのいじれないK110でこれは重要なポイントである気がします。特に私のように出荷状態が短いアームだった人は付け替えた方がよいと思います。
(調べてみたらtigerさんの過去記事に長いアームを使えという言及はありました)