2020年5月1日

devo7eのポテンシオ軸改善

devo7eをこよなく愛するわたくしですが、残念ながら2台あるdevo7eの両方ともにポット軸のガタがあります。具体的にはスティックを離してセンタリングした時に、右からやってきた後と左からやってきた後では違う値になるようになってきました。下のモニタ画面のように、チャンネル4の値がセンタリング時に10だったり20だったりしちゃうわけです。アナログなので±1くらいは我慢しますが、ここまでひどくなると操縦性にも悪影響があります。


で、世界の皆さんがどうやっているか調べていたら、別のdevoモデルですが原因を説明して解決までしているスレッドを見つけました。ポテンシオメーターそのものの劣化ではなく、ポテンシオ軸がはまるノッチにガタがあるのが原因で、そこに詰め物をすることで遊びが無くなる(zero play!)そうです。 英語でも遊びはplayっていうんですね。バックラッシュとかロストモーション、ヒステリシスで検索してもこういう記事が見つからなくて苦労しました。

というわけで解体してみました。小さいバネとかが多くてけっこう大変です。縦方向のポテンシオは簡単に外せるんですが、水平方向を外すにはほぼ全バラしないとだめです。
外したポテンシオメーターとジンバルユニット。
このダブルDカットされてる軸が、ジンバルユニットの上側に見えてる穴に刺さってるんですが、そこが緩いのでガタが生じるようです。
この軸に、アルミホイルを小さく切って巻いてみました。穴に押し込むときにちぎれてぐちゃぐちゃに圧縮されていると思いますが、目的がガタ取りなので問題ありません。

恒久的な解決になったかはわかりませんが、ばっちり全ての方向の遊びが0になりました! スティックから手を離せばいつでもこんなかんじ!

その他の情報としては、他の送信機用のホールセンサを頑張って移植する人もいました。3Dプリンタで頑張ってスペーサーを作ったりしてやっていますが、試行錯誤の手間がすごそうです。

もっとお手軽な方法は、似たような機能を持ちホールセンサ軸のある送信機に買い替えることです。以前は重量級のモデルしかなかったんですが、最近はパクリ騒ぎのあったJumperのTS8GかT12がdevo7eのような軽いモデルを目指しているようです。けど見た目がカクカクだし、けっこう高いんですよね…。
手に持った時のフィット感でdevo7eを超えるものはまだ存在しないようなので、しばらくこれで延命できたのは良かったです。

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