練習はシミュレータでやれと言う説もありますが、まあ実機で故障の心配なくやれる程度の練習なら、目視の情報をちゃんと使える分実機の方が練習密度は高い気がします。
そんなわけで、今お気に入りのスーパーV911を紹介しておきます。ええ、うちのこ自慢記事です。
改造ポイントは
- SoloPro127用メインモーター + 9Tピニオン
- Y911用 カーボンメインシャフト + 魚眼入りスワッシュ
- mSR/X用メインギア
- walkera電池コネクタ + 無理やりスキッド
- SuperCP用 テールローター
- ヘリオスパドル
- キャノピーカット
- ブレードカット
となっています。メインモーターとピニオンは以前の記事で紹介しましたが、ピニオン目当てで買ったにもかかわらずモーター自体も(たまたまかもしれませんが)当たりで10%ほど強めのパワーが出ます。
もちろん寸法は完全互換なので、ヘリオス用等の少し強力なモーターを単品買いして9Tや10Tのピニオンを自分で付けても良いです。
ブレードカットする気満々だったので、とにかくギア比をロングにしたいと思って、かなり小さいmSR用メインギアを無理やり装着しました。このギアはネジじゃなくてDカットで固定するので、シャフト側を削るためにY911用のカーボンシャフトが必要です。
前回の9T化でフレームをカットしてしまったので、もう何でもアリだと思って、モーターマウントとマストの間を上下とも切ってモーターを思い切りメインマストに近づけています。ハンダごてで何度も融かして軽く押してを繰り返して、パワーをかけても空転しないぎりぎりまでバックラッシュ広く取るように調整をしました。さすがに強度が落ちすぎたので破壊した箇所はあとから瞬間接着剤で補強しています。
ただし感想としては、ピニオンの歯数増量とバックラッシュ拡大は静音化のために非常に重要ですが、mSRメインギアはあまり重要ではないと思いました。CPじゃないので、最大回転数が増えたとしても実際には使いきれません。
ピニオンは簡単に入手できる8Tでもかなり効果がありますが、重要なのはバックラッシュ調整です。メインフレームとスキッド固定ネジ部の破壊工作をためらっていては効果はありません。
新型の純正電池が大嫌いなので、電池はワルケラ用のコネクタに変えました。コネクタは機体側だけでよければ、http://helimonster.jp/?pid=42696764 みたいな充電分岐用のコネクタを買うと大量に手に入ります。
バッテリーホルダはニッパーで切除して、とりあえず輪ゴムでwal用電池を仮固定してます。このへんはバッテリー搭載位置が固まったら綺麗にワイヤーとかで作る予定。
重要ポイントその2。右がSuperCP用のテールローターを付けたV911です。大きいので回転が下がって、音がかなり静かになります。
右がSuperCP用 左が純正 |
これは必ずしも重要ではないんですが、個人的に飛行時のヘッドスピードを上げたかったのでわざと揚力を落とすためにブレードをカットしてます。ギア比をロングにしてるせいもあって、この程度までなら抵抗が減って最大ヘッドスピードが上がる分最大スラストも増加します。
左がカット後 右がオリジナルサイズ |
重要ポイントその3.キャノピーをカットして嫌なビリビリ音を減らしてみました。非常に効果がありますが、見た目もだんだんスケルトンになっていくので好み次第ですね。重要なのは、キャノピー固定ピンを片側2箇所から、ひとつ切って捨てて1箇所に減らしたことです。これで大幅にビリビリ音が減ります。
左がカット後 右が新品キャノピー |
最終的にこんな感じになります。もう少しキャノピー位置を後ろにずらすと、ちんまくて丸いFBL70みたいでいい感じになりそうです。
飛行性能はとても素直で気持ちよいです。マイナーチェンジ後のRX基板そのままなのでサーボ作用角は90度しかありませんが、室内では文句なしのFFFスピードがあるのであまり変える必要を感じません。そしてなにより、ブレード音が良く聞こえるくらいものすごく静かに飛びます。
当たりモーター、ギア比ロング化、walkera電池(nano-tech 300mAh)、ブレードカット、の威力が合わさって、ついに瞬間最大ならスラスト80gの大台に乗りました。
まあ、15秒も回してれば電池のスタートダッシュが終わって78gまで落ちますけど、それでもSuperCPのスラストまでついに追いついたわけです。機体が軽い分こっちのほうがペイロードは上ですね。
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