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2014年5月6日

V120D02S 2S化フライト

連休はけっこう外出続きで、唯一今日がヘリを飛ばせる日です。


主目的はV120D02Sの初フライトです。
(元はSが付いてないV120D02なんですが、面倒なのでD02Sと呼ぶことにします)


仮組みのまま軽く外で浮かしてみたら、すぐにテールのCギアが吹き飛んでお殿様墜落しました。
しかしそれ以前にテールが非常にふらふらしていたので、きっちり組みなおして、モーターもちゃんと2S用のものに交換します。

まず、機体といっしょに提供されたSpin8000kVを装着。これは130Xだとサーボと干渉して危険なのでここにしか使い道がありません。
1Sのwalkeraバッテリー端子、もういらないよね…
隠れてますがBLHeliプログラマ端子も付けてガバナー入れました
そして細かいところをチェックしながらテールをV120D02Sの新品パーツで組みなおし。サーボホーンは変えてないのでコントロールロッドのボールリンクだけ小さい旧型タイプにしてます。


nobさんも言ってましたが、V120D02Sはテールの押さえがあまり良くないようなので、ちゃんとセンターを少し右スラスト方向にずらしてサーボを固定しました。
130Xだと完全にセンターでテールブレードが0ピッチになるような固定でもちゃんと飛ぶんですけどねぇ。まあジャイロに無駄な負荷はかけないほうが良いでしょう。

皆さん四苦八苦しているメインギアの固定ピンですが、ダイソーでφ0.9mmの銅線を買ってきて

こんな風にテキトーに固定しました。
1.0mmの線材では押し込むのに苦労するし、0.5mmでは細すぎてガタが出ます。0.8~0.9mmくらいの軟金属が良いと思います。強度も十分ありますよ。


さて、かなり強風下でのメイデンフライト。

ヘリ部長の言っていた高速フライト時の頭上げ現象を確認するために、とりあえず高速で8の字をしよう…と思ったんですが、風が強くて上下にぐらぐら飛ばされるので怖くて横ドリサークルしかできませんでした。

かなりローターが重いので風が無きゃ勝手に頭が上がるほどではない気もしましたが、少し引き起こしのエレベータを入れると、低速時よりも激しく引き起こしがかかって急ブレーキになるので、高速ターンでエレベーターをちゃんと使うのが難しい気はしました。

引き起こし時に向かい風を激しく受けてれば頭上げ方向に力が働くのは当然なので、それに対抗するだけのジャイロ保持力が無いということかなと思います。今度ジャイロ強度を上げてもう一度試してみます。



まあ、これだけ風が強くちゃしょうがないかなーと思いつつ、修理上がりの130Xを同じように軽く飛ばしたら
確かに高速ターンがV120より綺麗にできています。エレベータを引いた時の反応が、低速時でも高即時でも同じレートで動く、というところがポイントだと思います。


ついでに、まともに飛ぶのすら難しいnano933を同じように飛ばしてみたら
これはこれで、なかなか良いです。
強風下でこれだけの速度を出すと、SCPやV922はがくがく首を上下に振ってまともに飛べません。

元々V933ジャイロが軽いブレードを苦手としてるのでブレードにかなり錘テープ(片側0.4g程度)を貼っているのですが、結果として外フライトにはかなり良い機体に仕上がっています。ひらひら機敏には動けませんけどね。


そういえば、背面時計回りサークルが屋外ならなんとか出せるようになりました。綺麗に円の形を保つのは両方向ともまだまだダメですけど。。。

2014年5月1日

130X受難の日 テールまわりのトラブル修理

火曜は久々にヘリ三昧の日でした。
風が強めだったので主に130Xを飛ばしたんですが、非常に快調に飛んでいたにもかかわらずうっかりハードクラッシュをさせてしまい、あちこちが破損して購入後初の大修理になりました。

まず、以前も交換したメインシャフトのコーンギアは、やはり純正樹脂だとクラッシュでなめやすいのでHKRCで買ったメタルギアに交換しました。

心配だったフロントサーボとのクリアランスは十分です。
なぜならば、純正プラギアと比べると0.2mm程度半径が小さいので、プラギアでちゃんと飛べてるなら確実にOKな作りになっているためです。
上側にHKRCメタル、下側に純正プラギアを向かい合わせに重ねた比較写真
純正プラギア側の歯がはっきりと全周はみだして見えます。
ヘリ部長によると、EXTREMEのメタルギアも同様に小径の設計になっているそうです。純正メタルギアだけがダメ設計なんですねー。



次に、テールギアこそなめなかったもののテールのピッチスライダーとブレードホルダのリンクが折れ飛びました。さらにテールロッカー(スライダーをコントロールするレバー)も一部折損したのでV120D02S純正スペアに交換しました。安くてよかった。

ここでテール周りを組みなおしていてヘリ部長に指摘されたんですが、今までテールドライブシャフトが、Cギアにちゃんとささっていませんでした。

これはちゃんと挿した後の写真ですが、青で囲んだドライブシャフトの頭が絶妙にギアをちょうどぴったり貫通するくらいに設計されているようです。これがちゃんとささっていないとギアをなめやすいですし、なめたかどうかが外から見てわからないのでトラブル墜落の元にもなります。

この刺さり具合を決めるのはもちろんテールブームの長さですが、まず最重要チェック箇所はフレームにブームがちゃんとささっているかです。これは下の写真に矢印で示したサーボホルダとフレームの隙間が普段と違っていないかをチェックするとわかります。
また、後ろ側はテールケースからテールブームがひっこぬけていないかが重要です。
これは基準位置が無いのでわかりにくいですが、ここのずれを規制しているのが実は今までどうでもいいかと思っていた垂直尾翼の固定ネジです。
まあ、どちらもひっこぬける方向にしかずれっこないので、最初のCギアへのドライブシャフト貫通具合をチェックするのが一番良いですね。


ところで、うちの130Xはテール周りは以前からV120D02S化されているんですが、メインブレードも重めなV120D02S純正を試してみました。これは非常に安定して飛ばしやすいです。私の腕ならパワーも十分ですし、横チク練習が以前よりだいぶマシにできるようになりました。


他にはメインブレードグリップのぽっち折れ、右リアサーボの原因不明動作不良、テールブーム裂け(未修理)、電源コネクタ断線などがありましたが、パーツ献体のレッドブル君がいるのでまだまだ余裕です。