ファーストミニッツをモディファイしていくのですが、さすがに単三2本の3Vではいずれ不満になるのが見えているのでとりあえず1Sリポ化します。3.8Vで純正モーターのままならモータードライバもすぐには焼けないでしょうし。
もともとの配線が、電池2本の間にスイッチがあり、両端が基板につながっているという変態配線なので、スイッチ含めいろいろ引き直してとにかくリポのコネクタを付けます。
とりあえずつないで電池3Vの代わりに1Sリポをつないでみると… なんと受信機のLED点滅が終わらず、バインドしません! 別に壊れたわけでもなく電池を再度入れると普通に動きます。そんなことある?と思ってリポをダイオードで3.2Vくらいに下げてやると、バインドします。実験用電源をもってきて確認すると、3.3V以下ならバインドします。3.4V以上ではどうやってもバインドしません。
電池を入れて、テスターで基板内の電圧を見ると、理由がわかりました。
画像のなかで赤で囲んだ部分が電池2本からの3Vです。そこから上の方の黒い丸っこいコイルと3本足のレギュレータを通して右側のRC系の石に供給されてる電圧はなんと3.3Vでした。ということはこの3本足の石は昇圧レギュレータですね。
昇圧レギュレータは元の供給電圧より上げることはできますが下げることはできないので、
右半分が厳密に3.3Vでないと動かないように右半分が設計されていると、
そりゃバッテリー電圧3.3V以上を供給すると動かないわけです。
うちはたまたま手元にあった秋月のLP2950L-3.3を使いました。足の順序の関係で(真ん中の足がGNDなので)このような付け方になりましたとさ。
無事にバインドするようになったのであとはリポを入れるだけです。ボディの下まんなかをくりぬいても良かったのですが、リポ1本で良いかどうかまだわからないので右側のスペースだけでリポを格納できるように穴をあけました。
ボディ裏から見ると斜めにリポが入っている感じ。地面に引きずると嫌なので輪ゴムで固定です。
ともあれこれで、リポで走るようになったのでお金もかからないしパワーも少し上がりました。
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