2014年4月24日

やっと飛んだnano933 Brushless

8.5mmモーターのnano933がなんとか飛ぶようになってきたので、nanoフレームを使った本当の目的であるBL化を進めることにします。

以前FBL80を無理やりブラシレスにしたことはありましたが、モーターの固定が接着だよりになってしまって整備性が悪いのと、なによりフレームの強度がおちて墜落時の故障率が高いのであまり良い改造とは思えませんでした。



一方、相当前になんの苦労も無くポン付けでBL化したnano CPxはずーーーーっと室内エース機としてほとんどトラブル無く飛び続けています。

ただ唯一無二のエースであるが故に、バランスを崩すのが怖くていろんな改造を試せないという面もありましたので、飛ばしつつヘリいじりを楽しむためにnano君の2番機が欲しかったのが実情です。

安価なFBL80基板やV922サーボでnanoボディが飛んでしまえば、nanoフレームはHP03SEでBL化するのが非常に簡単で強度も落ちないので、nanoクラスの2番機として活躍が期待できます。


というわけで、まずはヘリモンで売ってないnanoのメインシャフトベアリングから。

V922やH377等のmCPX系は、メインブレードグリップのベアリングが2*5*2mmで、nano君のメインシャフトベアリングと同サイズです。

これはH377のブレードグリップベアリングです

nanoフレームのメインシャフトにぴったり!
ついでにHP03SEも既にはまっています。
RX基板を装着するためのステーも少し位置とサイズを見直して作り直しました。

ちょうどいい位置にポリカ板でこうやって縛り付けます。ESCは以前紹介したHobbyKingのMX-3Aを使いました。ファームはBLHeliの11に書き換えて、TXガバナーをめいっぱいONにしています。

モーターを付けるときに削ったフレーム補強のため、モーターのすぐ前に左右から3mm幅のカーボン平ロッドを貼り付けています。市販のフレーム補強カーボンパーツとだいたい同じ役目です。

実はこの後、ブラシレスモーターで回転を高めにすると異常振動がでて3軸ジャイロがまともに働かず失敗続きだったのですが、ついに原因判明! メインシャフトが裂けてました。よく見るとこんなに露骨に裂けてるのに、ブラシモーターだと綺麗に飛ぶのでぜんぜん気づきませんでした。

メインシャフトを新品交換したら綺麗に飛ぶようになり、本家nano君とも比較可能なくらい安定して振り回せるようになりました。
ピンクがnano933 BL
黒ブレードが本家nano CPxです
まあ同じフレームですしテール周りも同じですから当然似てますね

ただ、純正ブレードが重いV933のRXは、どうしてもnano君の1gブレードでは安定せずタコ踊りしてしまいます。これは純正ブラシモーターの時からあった現象で、そのときは無理すれば飛ぶ程度だったのですが、ヘッドスピードが上がってくるとごまかしが効かなくなります。

対策のため残念ですがブレードの先端に0.2gくらいのテープを巻いて重くしました。
セッティングのために、ブレード幅を狭くしてテープを巻いたもの、純正ブレードにテープを巻いたもの等も用意しました。
全て元はnanoブレードです。
テープ無しの右端はnano933 BLでは安定せず
テープを巻いた左の2つはどちらでも飛びますが、
今の私では幅を狭くして重くしたピンクブレード
のほうがマイルドで飛ばしやすかったです。
気になる体重は、FBL80準星180mAhバッテリーとセットで32.6g。本家nano CPxのBL版 (200mAhバッテリー)と同じフライト重量です。まあまあの及第点です。

ただこのバッテリーはかなり弱いので、まったりフライトなら5分飛びますが3Dでは2分ちょいでへなへな落ちます。

せっかくスキッドにV922用を採用して大型バッテリーが刺さるようにしているので、うちにある1S最強電池である、nanoTech 300mAh 45-90Cでも飛ばして比べて遊んでいます。体重は4g増しの36.3gです。これでやっとFBL80+純正バッテリーの体重くらいですから、やはりnanoフレームを使ったメリットは大きいです。
こっちはパワー感はばっちりですが重くてなかなかフリップ後の落ち込みから復帰しません。300mAhバッテリを使うときはブレードをもっと幅広にしてもいいかも。


Extremeのやたら頑丈なキャノピーをかぶって完成! これはデュラブルで楽しい機体に仕上がりました。久々に大満足の改造です。



6 件のコメント:

  1. Sachiho さん、こんばんは

    いやぁ~、今回の改造は驚きの聯足ですぅ~!

    V922のブレードグリップのベアリングがメインシャフトベアリングと同サイズとは!
    流石に小さいんだなぁ~!

    ブレードも、ここまで加工しちゃって、ちゃんと飛ぶとは!(^○^;)

    でぇ~、改造大成功!おめでとうございますぅ~!

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    1. といっても、V922のメインシャフトと比べて1mm細いだけですけどね。
      それよりもV120D02SのシャフトがFBL80と同じ2.5mmってのは知ったとき驚きました。
      ブレードは端が割れたら切って短くして再利用をいつもやってるので、たまには違う方向に切ってみようかと思いましてー(笑)

      今日も少し広めの部屋で飛ばしましたが快調に飛びまくりでしたー!

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    2. いやいや、V922のメインシャフト径は3mmしかないんですから1mm違えば相当ですよ!
      ・・・ってか、今測ってみて私も驚きましたけど、V120D02SとSuper CPのシャフト径って同じ2.5mmだったんですねぇ~!(^○^;)
      材質がカーボンと金属の違いだけで・・・(^_^;)

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    3. あら、SCPとV922は同じくらいかなーと思ってたんですがSCPのほうが細いんですねぇ。てことはV120とSCPとFBL80が同じ太さってことで、えらいサイズの違う機体なのにおもしろいですねー。

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  2. sachihoさん、こんにちわ!
    怪現象が発生しがちなFBL80基板ですが、安いのが良いですよね〜。
    nCPxのツノ付きブレードは試されましたか?
    若干重いので影響あるかもしれませんね〜。

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    1. 安いことは安いんですが、FBL100用ほど安くも無い微妙なところなんで、気軽に買いなおすわけにもいかない難しいところですよね。

      ツノ付きも試してみました。やっぱりテープ追加が無いとぐらぐらしちゃいますが、確かに多少安定度は上ですねー。
      テープ追加少なめでもしっかり飛ぶのでこれもしばらく試して見ます。

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