2014年5月20日

MultiWiiでヘリコプター(6)  無事にフリップ試験通過

HobbyKingで長らくBackOrderになり、絶対にディスコンだと思われていたMiniMWCボードwith DSM2が、なんと在庫復活しています!

お値段も$26のままで、6軸、バロメータ、地磁気、DSM2受信機(単体バインドボタンあり)と本当に全部入りで、この手の用途ですからOLEDとGPSのコネクタも当然あります。


APM系の同じクラスのボードHK Pilot Mega Miniは、CPUと記憶容量が違うとは言え$78で受信機無しですから如何にこのボードが価格破壊かお分かりいただけると思います。

オートパイロットせずに単に3軸で飛ばすだけでもこのMiniMWCが最安かつ最軽量なので、ディスコンでないなら次の機体(純正脳がしょぼいV922あたりを想定)にはこっちを選ばない理由はありません。



さてそんなMultiWiiヘリ計画ですが、メインモーターをハイパワーなHK14000kVに積み替えたところでテールワグとのつらい戦いが始まりました。これは元々V922でも辿った道のりです。

HK14000kVを半分以上のパワーで回すと、7mmモーターではハイピッチについてこれなくなり、8000kVクラスのブラシレステールでさえも(1Sではメインに電流を取られることもあって)テールを押さえ切れません。
事実上HK12000kVテールモーターが必須に近いのですが、これがまたワグるワグる。

しかしテール負けするくらいならワグを我慢して飛ばした方がマシなので、とりあえずお外で飛んでみました。
まあ、純正のV922くらいには飛べている気がします。2D安定度はかなりのものですし、激しいテールワグを別にすればFFF時の挙動もそれなりに安定していて、ちゃんとエルロンで傾けてエレべたを引いてぎゅーんとターンできます。正直この点では現状のV120D02Kより良いです。


このムービーの後、テールブームを20mmほど延長して少しモーターの回転域を低回転側に振ってみたところ、ホバ時にはだいぶテールが安定するようになりました。HK12000kVの絶妙に苦手とする回転域、というものがありそうです。
かなり長めのテールです。
今思えばV922もこのくらいの長さが安定していました。
また、1SバッテリーでHK14000を回してしまうと電圧ドロップでnanoWiiが即死しちゃうので、スキッドの左側に150mAhの受信機専用電池を積んでいます。まあ煮詰まっていけばいずれ2S化するでしょうからそれまでの辛抱です。

4 件のコメント:

  1. 何かイロイロ抱きかかえて飛んでるなぁ~・・・と思ったら、
    受信機用の電池でしたかぁ~(^〇^;)
    それにしても、メカも技術もぐんぐん進んでいますねぇ~!

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    1. 非力な1Sで2個も積みたくないんですけど、本来5V用の回路なので1Sで動くだけでもありがたいと思わなきゃですねぇ。
      電脳マニアみたいになってまうすが、メカのほうはさっぱりですよー。振動があるときにどこを調べればいいのかが一番困ります。やっぱり振動対策は経験ですねー。

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  2. 素晴らしい!
    もう少し煮詰まったら是非実物が見たいです。
    また、オフミやりませんか?

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    1. おー、ぜひぜひ。
      実際飛んでるとテール音がうぇぅうぇぅ波打ってていまいち感がありますが、もう少し売り物に迫れると思うので頑張ります。
      来月あたりオフミやりましょうー。

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