そもそもこいつはmCPXの忠実なコピー機なので、mCPX BLのパーツをごっそり使えばどうとでもなりそうですが、mCPX BLのフレームはあの専用インランナーモーターにかなり特化していて、安くてパワーのある2Sモーターがいろいろ選べないため却下です。
元の機体を$47で買っている手前、カーボンフレームなどというブルジョワ路線もありえません。
が、いろいろ試したところ、Bluefly HP100のフレームが無改造でばっちり使えることがわかりました。
似たような流用シリーズではH377フレームを以前1S機で使っていますが、あれはスキッドの前後幅やサーボの上下幅がmCPX規格ではないため、流用の組み合わせにいろいろ制限が生じます。(その代わり高さが下がるのでかっこいいけど)
HP100のフレームだとスキッドもサーボも元のV922/mCPXのものがぴったり着きますし、ぶっといBLモーターを抱かせてもサーボに接触しません。
さらに、mCPX BLのスキッドもそのまま着くので、2Sバッテリーの収納問題も一発解決です。
違いは無加工でBLモーターが着くところと、その分左右のサーボが遠くに逃がしてあること、そしてARガイドが後ろにあることです。
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サーボマウントがかなり中心軸から離れてるのがわかります |
ARガイドの違いは、Bluefly自身のスワッシュを手に入れるか、またはH377スワッシュを使えばOKです。
左がH377用 |
ちなみに、Bluefly機自体は独自プロトコルに5線式サーボと良いところがあまり無いので、あくまでフレームだけの流用をお勧めします。
唯一加工が必要なのは、モーターのベース部分にはめる厚さ1mm~1.5mmくらいの板切れ準備です。
BlueflyフレームやH377フレームは、HK14000みたいなmCPX規格のベースを持ったBLモーターであればそのまま着くんですが、今回は2Sモーターを使うので強度確保も兼ねてベース板を入れる方向にしました。適当なプラ板からニッパーで切り出して穴を空けただけです。
フレームとスキッド以外は元のV922/HCP100パーツで、上の板切れ作成以外には何の加工もせずにここまで組みあがります。らくちんです。
メインモーターはとりあえず価格重視で、余ってたAEO C05XL-8000kVを使いました。こいつはトルク薄めでHP06にも負けます。
ESCは先日作ったPlush6Aをテールに、えらく重いけど安いH-King10Aをメインに使うことにしました。
テールモーターも価格重視でHobbyKingの7700kV ($9)を使います。
さすがにESCを2つ詰め込んだら純正キャノピーははまらなかったので、もう2年近く使っているSCP用のボロボロキャノピーを着けてみました。
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