ブレーキの追加でだいぶ速度域が上がってきたので、重い腰を上げてフロントホイール回りのガタを取る改造に取り掛かります。
具体的には嵌め殺しのピンでとまっているところを、ピンを破壊して2mmビスに交換してナット止めにします。ベアリングを入れられるので走行抵抗も減るでしょう。
( 他の方の作例 https://missilechewbacca.net/rc/mini-z/first-mini-z/fix-first-mini-z/ )
このピンを抜くのですが、あとで分解するとわかりますがまず抜けません。
ホイールのふちを金属の台にひっかけて、センターの軸を外からピンで叩き出そうとしたら、あっというまにホイールが割れました。ショック…
あきらめて内側のピンの頭をラジペンのニッパー部で切り飛ばしました。こんなに長いプラパーツと一体化してたらそりゃ抜けるはずありません。ニッパーの形によっては肝心のナックル側が少しダメージを受けますが、どうせあとでヤスリ掛けするところなので問題ないです。
ホイール内側のよくわからない樹脂スペーサーも取ります。接着はされてないんですがどうにも取れなかったのでこれもニッパーで切って取りました。
と言いつつ、片側のホイールを割ってしまったのでとりあえず新品ホイールを投入します。形状はもとのホイールと同じなのでどちらでもOKです。
後は他の方もやっているようにビスを通します。17mmくらいが良いらしいですが、ナックル樹脂の内側を少しヤスリ掛けして低くしたら、15mmで別にいいような気がしたのでうちではそうしました。
15mmビスを使った場合の頭の飛び出しはこのくらいです。あと1mmくらいある方が安心ではありますが。
目的がガタ取りなのでただビスを刺しただけじゃ意味がありません。ナックル側にガチガチに接着します。本当は先っちょの3mmくらいを除いてネジが切ってない方が良いのですがそんな都合の良い2mm半ネジは見つかりませんでした。
このあと単にホイールを付けるだけだと、ビスが2mmより細いぶんホイール側のベアリングとビスの間にガタが生じます。正直もとのファーストミニッツアクスルとガタが同レベルだったので、ベアリング内周とビスの間もどうにかして埋めます。この写真ではテープを巻いていますが、これはテープが肉厚すぎてうまく行きませんでした。写真はないですがこの後ネジロック材をビスに何度もベタ塗りしてなんとかガタが無いようにしました。結局ビスをナックルにも接着、ホイールのベアリング内周にも(ネジロック材で)やや接着したようなことになりました。
ナイロンロックナットを持ってないので普通の2mmナット+ネジロック…
まあ、ガタは減りましたがこの時点では特に走行性能の違いは感じられませんでした。なんせリアの車軸がキュルキュルのガタガタですからね…
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