2014年7月19日

初RC飛行機テスト

Bokkyさんの自作トムキャットから、リンク先のIAC-ASOの皆さんのちび飛行機を見ていて、1つくらい飛ばしてみたくなりました。

カーボンパイプや電装系は山ほど持っているので、まずは秋葉ヨドバシでスチレンボードだけ買ってきました。1mmじゃ弱いかな?とも思いましたが何も分からないのでまずはこれで。

適当に切って2mm角パイプにセロテープで貼り付けて、150mAhバッテリーを貼り付けてとりあえず手投げで室内で飛ばすと、紙飛行機よりはずっときれいにスーッと6畳間を突き抜けてカーテンにぶちあたりました。狭すぎてまったくテストになりません(笑)


もっと小さければ室内テストも可能なんでしょうが、電装品が重いので最初は我慢です。
deltang受信機なんて当然持ってないので、サーボ2個付きのGW9928用受信機をそのまま使うことにします。これのメインモーターと2サーボを使って3ch機にします。

トイヘリはテールモーター以外ジャイロが入ってないのでこういう流用の時は便利ですね。
動力はどの程度あればいいかわからないので、
7mmのロングモーターを付けてみました。
(HubsanX4とかの小型クワッド用です)
サーボがリニアサーボなので、エレベータは0.5mmSUS線でひっぱるだけで簡単にリンケージができますが、問題はエルロンです。

面倒なのでラダーにしようかとも思いましたが、胴体も無くほぼ主翼も一枚板で上下対象みたいなこんな機体じゃ、エルロン機にしないととても水平を維持できる気がしません。


しばらく悩みましたが、結局面倒な工作をすることにしました。2mmヒノキのきれっぱしに、てきとうなサーボホーンをゆるゆるにネジ止めします。

0.5mmのSUS線もちょきちょき切って、ラジペンで適等に曲げて現物あわせでリンケージを作ります。

これを3つ使ってリンケージを作ります。1個目の丸いホーンでサーボの前後の動きを左右の動きに変換して、左右のエルロン直近の十字ホーンでまた前後に変換しました。

とても初飛行機の実験でやるべき作業とは思えませんが、とにかく試作機の完成です。体重は23.3gでした。
飛ぶかどうかは全く不明ですが、手投げで6畳間を横断するくらいの飛行距離はあります!

後で考えると、素直にエルロンを翼幅いっぱいまで設けておいて、まっすぐ伸ばしたロッドで直接動かしたほうが性能的にも良かったかもしれません。

裏側はシンプルに電池だけ。
つーかこれ空理気的に表裏逆にすべきか?とも思いましたが、着陸時にメカ類をひっかけて壊すのが嫌なのでやっぱり全部上に持ってきました。


雨の合間を縫って、少しだけテストフライト。バッテリー1本しかないので、エルロンのトリムを取った以外ほぼメイデン映像です。

前半の1本目はエレベータが上にずれていて勝手に頭上げしまくりでした。それ以前にそもそも飛行機を飛ばすのが人生初なので、操作がパニくっています。
後半でエレベータのサブトリムを下げて少しマシになりましたが、低空を飛ばしすぎて映像が白飛びして全くわかりません・・・ 発泡系の飛行機にはデカールやマーキングが重要ですね!




テストフライトの感想:

飛行機は初でしたが、ヘリに比べれば全てが穏やかと言うか、緊張感はなく飛ばすことができました。

軽い機体なので風には強くないですが、ヘリの場合の風に弱いとはまた意味が違って、風に流されつつもそれを楽んで飛ばすのが飛行機じゃないかと思います。ヘリだと、低パワー機は風が吹くとパワーロスで単にふらふら落ちるだけなので全く楽しめないですよね。


2本目で突然くるっと左に落ちたのは、サーボホーンが死点を越えて逆方向に回っちゃって、左エルロンがエアブレーキ状態になったためでした。そもそもサーボホーンが設計値以上に動くのは、主翼がふにゃふにゃすぎてまともに操作できてないためと思われます。

主翼はメイン部材なので重量は気になりますが、少なくともエルロンを使うならその部分までの合成はある程度確保しないと良くないですね。

また、エルロンの面積がエレベータに比べて小さすぎたため、エルロンの効きが悪すぎました。この倍くらいの面積とって良さそうです。


23gの機体に推力は20g弱程度だと思いますが、パワーは十分でした。垂直上昇はできるほどではありませんが、操縦が下手でなければループもできそうです。むしろ機体がうまく仕上がれば、上空でモーターをほぼ停止させて飛ばすのが楽しそうですね。

6 件のコメント:

  1. ほぇ~!(@_@;)
    こんなイイ加減?(笑)に作ったみたいに見える機体で、
    いきなり飛んじゃうんですねぇ~!(^○^;)

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    1. いやー、ほんとテキトーです。大半のパーツがセロテープ固定だし。。
      ヘリと違って動力無しでも飛ぶものなので、浮くだけなら少しでも動力があれば浮きそうです。でもまともに飛ぶにはいろいろ経験と知識が必要なんでしょうねー。

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  2. おおー!
    一発目から飛びましたねー!!!
    トリムをあわせるのと、あと、モーターにダウンスラストをつけておいたほうがいいと思います~♪

    エルロンは、記事中にも書かれているとおり、全翼エルロンにして、直線的にリンケージしたほうがよかったかも。。。
    工作簡単ですし。。。

    あと、主翼には、スパーとしてカーボンロッドを貼り付けておいたほうがいいかもですー!

    ナンにせよ、すばらしいー!

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    1. ありがとうございますー。
      飛んでるのかひらひら失速して落ちてるのかわからないありさまで、機体もパイロットもよちよち歩きです・・・
      尾翼の取り付け角を変えてみようかなーと思ってたんですが、そうか、スラスト方向を変えればいいんですね! ぐぐってみたら、右にサイドスラスト付けるのも常識みたいで、本当に何もかもが新鮮です。

      主翼補強に向いてるいい具合の強度のロッドが無いんですが、どんなのでも今よりはマシだと思うので何か貼り付けてみますね。
      エルロンもやり直すので主翼は作り直そうと思いますー。

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  3. sachihoさん、こんにちわ!
    おお~!もう完成されてたんですね!
    しかも初飛行でこれだけ飛ぶとはサスガです!
    最初に飛んでしまうともう抜け出せなくなりますよ~(笑)

    ワタシもヨチヨチなのでエラそうなことは言えませんが・・・。
    メカはやはり下に持ってきた方が安定すると思います。
    バッテリーのような重量物は基本前方配置ですね~。
    主翼に上半角を付けて、ラダー機にするととても安定した機体になると思いますので、次回お試しください!
    仲間が増えてうれし~です!

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    1. ありがとうございますー。
      なんとか浮いたのはBokkyさんのページを愛読してたおかげです!

      どうも3Dフライバーヘリの固定観念があって、重力を受けて傾きが変わるのは悪いことだ~と思っちゃってたんですが、飛行機はジャイロ無しでも機体でどんな性格にでもできるところが面白そうですねー。

      上半角があると、ラダー旋回でくるっと風を受けてかっこよくバンクターンできるんですねぇ。安定性を出すだけのものだと思ってたのでびっくりです。
      うーん、機体をいじってもろくなことにならないヘリとは全く違う世界でおもしろいです。これからもよろしくお願いしますねー。

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