4mmモーターは手持ちのラインナップが少ないので、まず6mm/7mmモーターのパワーを比較してみました。
候補は手元にあった6mmモーター 3種類と、7mmモーター2種類です。
これにnanoCPx用の200mAhバッテリー(50%,3.8V)をつないで推力を測りました。ローターは0.8mm軸の6mmモーター3種はSCP用42φを、7mmモーター2種は1mm軸だったので、55φのクワッド用ローターを使いました。
直径 長さ 重量 抵抗 スラスト 備考 入手方法
6mm 12mm 1.22g 2.3Ω 9.4g SCPローター CX-10用
6mm 14mm 1.54g 3.3Ω 8.5g SCPローター V911用
6mm 15mm 1.76g 2.5Ω 12.0g SCPローター SCP用
7mm 16.5mm 2.8g 1.6Ω 21.0g X4ローター V922他
7mm 20mm 3.6g 1.9Ω 17.6g X4ローター HubsanX4用
抵抗が小さいということは、(構造が大体一緒なら)より電流がいっぱい流れるということであり、より大きなバッテリーを必要とします。
そういう意味では、電流がいっぱい流れるものほど推力が大きい、というみもふたもない結果になりました。それならモーターが軽いほうがお得だよね、ということで、この中ではCX-10用6mmか、V922等で使う普通の7mmテールモーターが良い候補になりそうです。
特にCX-10用モーター(元ネタのナノスパイダーも多分同じだと思います)は小さいのにたいしたもんですね。入手製も良く価格も激安です。
いずれにせよこいつらは、20mAhや40mAhのバッテリーではまず回せません。(モーターだけなら回る場合もありますが、電圧降下が起きて受信機が動作しなくなります)
また、以前ノーコンでロストした機体はこのスラスト21gの組み合わせを双発で積んでいたので、余裕で推力重量比1超えでした。そりゃー軽々と空に消えていくわな…
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