2013年11月26日

deviationファームウェアプロジェクト

私がRCヘリを始めるきかっけにもなったdeviationファームウェアですが、ここ3ヶ月ほど重大な局面を迎えています。

といってもwalkeraからお咎めを受けたため、とかではなく、創始者にして神がかりてきな開発とフォローを続けてきたPhracturedBlueさんがぱったり音信不通になったためです。
http://www.deviationtx.com/forum/3-feedback-questions/2196-deviation-project-already-died

What happened to PhracturedBlue? というスレッドも立っていますが、本当に誰も何も知らされていないように見えます。サイトの共同運営しているFDRさんですら、PBがどこかで元気にしていることを祈る、と言っているのみです。


PBさんは当初より寄付の申し出を全て断っており、一切の対価を受け取らないが、そのかわり何の責務も負わない、と言っていました。ですから単純にプロジェクトに飽きるか、または重荷を感じて投げ出してしまったとしても、誰も批判することは無いでしょう。

むしろ、全てのソースコードはオープンにされているので、本当に誰も困ることはありません。それぞれの人のリポジトリで開発は続いていますし、HiskyプロトコルやSLTプロトコルも追加されようとしています。


ただ、あまりにもPBの存在が大きかったため、残された人々は自分達でdeviationファームウェアの新バージョンを出すことをためらっています。公式版のソースを改変するのはいつだってPBの役目でした。残された人々が「新バージョン」をリリースしたら、PBが本当に帰ってこなくなるのではないかとさえ思えてしまいます。

実際にFDRさんはサイトの全編集権限を持っており、いつでも公式リポジトリや自動nightly buildへのリンクを書き換え、残されたメンバーの作った最新ソースやビルド済みバイナリへのリンクに変更することができますが、彼らはそれをせずに、publishing an intermediate release 3.1.0?スレッドの中で開発とリリースを続けています。


しかし、もうすぐなんらかのリリースが行われそうです。
責任重大なソースコードのマスターをrbe2012さんが引き受けると宣言し、さまざまな質問やトラブル、軽いノリの要望などに応対しつつ3.1.0リリースに向けた作業を続けています。


PBが不在になって以降、一つ個人的に嬉しいことは、devo7eの比重が高くなったことです。
PBはdevo7eをそれほど重視していませんでしたが、価格を考えると全てのdevoの中で7eのコストパフォーマンスは圧倒的です。またdevo10に比べてアジア人の手には心地よいサイズです。
残った参加者の間でもdevo7eの重要度は以前よりずっと高いようです。


でも、そのうちひょっこり、1書き込みだけでもいいから戻ってきてくれるといいですね。

3 件のコメント:

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  2. あ、BLIELIと間違えてコメントしちゃいました。
    deviationどうしちゃったんでしょうね?
    walkera使ってる限りは3.0で不満はないですけどね。

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    1. あはは。BLHeliの方は順調で、今みたらなんと11.0が出ていますね!

      deviationの機能はもう不満なしですね。他に欲しいのはアイドルアップのじんわり切り替え機能と、なんでもプロトコル追加くらいですけど…CYRFモジュールのまま無改造で使う範囲だとwalkeraとspectramくらいしかそもそも候補が無いのでほんともう満足ですねえ。
      とにかくPBの身になにもなく、単に飽きて去っていっただけであることを願います。

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